こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
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「育児うつ」と「家づくりブルー」
TVで育児うつの特集を見ました。
自分で自分を追い込んでしまうことで
心が壊れていくようです。
うちの妻も長女が発熱したときに
病院で「誰よりも先に見てもらえるように言ってこい!」
と怒鳴られた経験があります。
※深夜時間帯なのでもっと
緊急な人たちばかりの中で・・。
待望の赤ちゃん、
そして念願のマイホーム。
どちらも人生における大きな喜びであり、
周囲からも「幸せの絶頂」と
見られる出来事です。
ですが、この両者において
深く心を病んでしまう現象、
「育児うつ」と「家づくりブルー」
というものがあり、
心理的なメカニズムにおいて
多くの共通点があります。
これらは決して「心が弱いから」
起きるのではなく、
真面目で責任感が強い人ほど陥りやすい、
心身のSOSです。
この二つの現象を比較することで、
なぜ人がこれほどまでに
追い詰められてしまうのか、
その正体と対策を記事にしました。
共通する3つの心理的プレッシャー
1つ目は「後戻りできない」という強烈な重圧です。
家づくりは数千万という
莫大な住宅ローンを背負う経済的責任が、
育児には一つの命を
育て上げる生命的責任が伴います。
どちらも「絶対に失敗は許されない」という
過緊張の状態を長期間にわたって生み出します。
2つ目は「理想と現実の残酷なギャップ」です。
SNSや雑誌で見る完璧な家や、
笑顔あふれる育児風景。
そんな理想を思い描いてスタートするものの、
現実には予算の壁や間取りの妥協、
思い通りに泣き止まない赤ちゃんと
泥臭い日常が待っています。
この落差が、真面目な人ほど
激しい自己嫌悪を引き起こしてしまうのです。
3つ目は「決断疲れ(ディシジョン・ファティーグ)」です。
壁紙や床材からコンセントの位置まで、
家づくりは数え切れないほどの選択の連続です。
育児も同様で、ミルクの量、
服の枚数、病院に行くべきかなど、
正解のない決断を毎日ノンストップで
迫られ続け、脳が激しく疲弊していきます。
決定的な違いは
「対象の性質」と「肉体的限界」
心理的な構造はよく似ていますが、
両者には決定的な違いも存在します。
育児には、家づくりにはない
特有の過酷さが上乗せされるからです。
まず、対象の性質が異なります。
家づくりの対象は「モノ(不動産)」であり、
一度決まってしまえば
後から勝手に変化することはなく、
文句も言いません。
対して育児の対象は「命(人間)」です。
昨日まで通用した正解が
今日は全く通用しないという
予測不可能性が常に伴います。
次に、身体的な疲労の度合いです。
家づくりでは悩みすぎて
眠れないことはあっても、
夜中に強制的に叩き起こされることはありません。
※夜中まで寝不足なるほど
追い込む人も一部いますね・・。
しかし育児には、
夜泣きや授乳による慢性的な睡眠不足という
肉体的な限界が伴います。
睡眠を細切れにされることで
脳が回復できず、
これがメンタルダウンの
直接的な引き金になりやすいのです。
また、終わり(期限)の有無も異なります。
家づくりブルーは、
家が完成し引っ越して
生活が落ち着けば、
次第に収束していくことがほとんどです。
一方、育児は子供の成長に伴って
悩みの種類は変化するものの、
「親としての責任」に
明確な終わりはありません。
どんな人が陥りやすいのか?
育児うつや家づくりブルーに陥りやすい人、
逆に上手に乗り越えられる人には、
はっきりとした特徴の違いがあります。
陥りやすい人は、
完璧主義の度合いが強く、
マニュアルや正解通りに
進めようとする傾向があります。
「自分がやらなければ」という
責任感が強すぎるあまり、
人に迷惑をかけたくなくて
助けを求めるのが苦手です。
感情のコントロールにおいても
「イライラしてはいけない」と
自分を抑え込み、
自分の休息や食事よりも
子供(あるいは家づくりのタスク)を
常に最優先にしてしまいます。
一方、精神的な負荷を逃がせる人は、
良い意味での「適当力」を持っています。
「まあいいか」「死ななきゃOK」と割り切り、
「自分一人で完璧にこなすのは無理だ」
と早々に諦めることができます。
そして、辛い時には「休みたい」と声に出し、
外部のサービスや周囲の大人に
甘えるスキルを持っています。
自分の休息も必要なタスクとして
確保できるため、
限界を迎える前にガス抜きができるのです。
「手放す勇気」が自分を救う
もし今、これらの重圧に苦しんでいるとしたら、
それは決してあなたに能力がないからでも、
親や施主として失格だからでもありません。
「より良くしたい」と一生懸命に向き合っている証拠です。
かつて家づくりなどで「完璧」を手放し、
妥協点を見つけて乗り越えた経験があるなら、
その時の「ま、いっか」という感覚を
現在の育児にも応用してみてください。
「今日は生き延びただけで100点」と自分を許し、
戦略的に手を抜くこと。
家を建てる時にプロの力を借りたように、
育児でも外部のサポートを躊躇なく使うこと。
それが、長丁場である
子育てを乗り切るための
最大の防御策になります。
逆に、すでに過酷な育児を経験している方が、
家づくりのプレッシャー(家づくりブルー)に
直面している場合はどうでしょうか。
その時は、育児を通して培った
「思い通りにいかないのが当たり前」
「完璧じゃなくてもどうにかなる」
という逞しさを、
家づくりに生かしてみてください。
間取りや予算の壁にぶつかり、
思い描いていた理想のマイホームから
遠ざかっているように感じても、
「家族が健康で笑っていられれば、少々妥協しても立派な家だ」
と割り切れる強さが、
すでにあなたには備わっているはずです。
育児で周囲の助けを借りることを学んだように、
家づくりでも一人で抱え込まず、
ハウスメーカーや設計士といったプロに
不安をそのまま打ち明けてみてください。
育児であれ、家づくりであれ、
「完璧を手放し、周囲に頼る勇気」を持つこと。
それこそが、プレッシャーから
自分自身を救い、結果的に
家族の笑顔を守ることにつながるのです。
うちの妻のように
自分自身でなくパートナーに
攻撃を向けるというのも
一つの手かもしれません・・。
※これを読んでしまったパートナーの方は
暖かく受け止めてください。
3人の子育てしてきましたが
自分の人生の何倍もの
大変なこともありますが
すごくうれしいことも
それ以上にあるのです。
家づくりブルーの場合は
私も一緒に受け止めますよ。
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