現代の家づくりは「引き算」が主流?新しい住宅で減っている5つのもの #547

こんにちは。

パッシブハウスでつくる茨城の注文住宅
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。

 

猛暑日も涼しく真冬は無暖房で20℃。

新しい4つの暮らし

 

1.一年中快適な室内環境で家族の健康を守る
2.家事の負担を減らし自分や家族のための時間を増やす
3.建てた後の費用を抑え将来の安心につなげる
4.家族が自然と集まり家が一番好きな場所になる

その目指す理由や、つくる家の詳細は

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現代の家づくりは「引き算」が主流?

新しい住宅で減っている5つのもの

ライフスタイルの変化や

住宅性能の劇的な向上に伴い、

現代の家づくりは大きく変化しています。

 

 

かつては「部屋は広いほうがいい」

「窓や設備は多いほど豊か」

とされていましたが、

最近の新築住宅では、

あえて特定の要素を

「減らす」アプローチが主流に

なりつつあります。

現代の新しい住宅で

意図的に減らされている5つの要素と、

その背後にある合理的な理由をお伝えします。

1.個室の大きさ:

主役は「個室」から「広々としたLDK」へ

昔の家づくりでは、

子供部屋や寝室に6〜8畳程度の

スペースを確保するのが一般的でした。

 

しかし現在、個室は「4.5畳」や「3.7畳」

といったコンパクトなサイズに

減らすケースが急増しています。

この理由は、

家の中の主役が完全に

「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」

へと移行したためです。

 

 

「寝る・勉強する・着替える」

という最小限の機能だけを個室に持たせ、

余った面積をすべて家族が集まるLDKの

拡大に充てるという考え方です。

 

個室を狭くすることで、

子供が自然とリビングで学習

(リビング学習)するようになり、

家族のコミュニケーションが

増えるというメリットも重視されています。

2.テレビの数:

パーソナル化で「一家に一台」すら不要に?

リビングに大型テレビ、

主寝室にも1台、さらに各子供部屋にも

という時代は終わりを告げました。

 

新しい住宅では、家の中にある

テレビの数が明らかに減っています。

スマートフォンやタブレットが普及し、

YouTubeや動画配信サービスを

各自のデバイスで楽しむ

パーソナルな視聴スタイルが

定着したことが最大の要因です。

 

 

さらに、近年は場所を取らない

「プロジェクター付きシーリングライト」

などを採用する家庭も増えており、

「黒くて大きなテレビ画面」

そのものをリビングから無くす、

という選択をするケースも珍しくありません。

 

※テレビをまったく置かない人たちもいます。

3.エアコンの設置台数:

住宅性能の向上で「各部屋に1台」は過去のもの

各部屋にエアコンを設置し、

家の周囲にいくつも室外機が並ぶ光景も、

これからの住宅では減っていく要素の一つです。

現在の新築住宅は「高気密・高断熱」が進んでおり、

家全体の魔法瓶効果が格段に高まっています。

 

そのため、「家全体を1〜2台のエアコンで冷暖房する」、

あるいは「全館空調システム」を取り入れる家が増えました。

 

エアコンの設置台数を減らすことで、

初期費用や将来の買い替えコストを

抑えられるだけでなく、

外観(室外機や配管の数)が

すっきりと美しくなるという

デザイン上の利点もあります。

4.窓の数:

断熱性とプライバシーを優先する「窓を減らす」選択

「風通しと採光のために、

とにかく窓は多く、大きく」

というかつての常識も覆りつつあります。

 

最近の住宅の外観を見ると、

道路側にほとんど窓がない、

シンプルでスタイリッシュな家が

増えていることに気づくでしょう。

窓は、家の中で最も「熱が出入りする弱点」です。

 

窓を減らすことは、

そのまま家の断熱性能アップと

冷暖房効率の向上に直結します。

 

 

また、24時間換気システムが

義務化されている現代では、

換気のために開け閉めする窓は

それほど多く必要ありません。

 

外からの視線を遮る防犯・プライバシーの観点や、

家具を配置する壁面を増やす目的でも、

無駄な窓は積極的に減らされています。

 

 

※パッシブ設計では南面の窓は

冬の日射取得において有効的なので

南面窓の大きさは大きくなっています。

 

 

極端に外部からの明かりをゼロにしてしまうのは

自然光も豊かさのひとつなので

有効的に考えましょう。

5.室内戸の数:

仕切りをなくし、家中を一つの空間に

リビングから廊下へ出るドア、

洗面所と脱衣所を分けるドアなど、

家の中を細かく区切っていた

「室内戸(建具)」も減少傾向にあります。

これは、廊下を極力なくして空間を広く使う

「オープンな間取り」が好まれているためです。

 

前述した「高気密・高断熱住宅」であれば、

部屋間の温度差が生まれにくいため、

ドアで冷気や暖気を遮断する必要がありません。

 

 

ドアを減らすことで、

家事動線がスムーズになり、

ロボット掃除機が家中をシームレスに

動き回れるようになるほか、

建具本体のコストカットにも繋がります。

豊かな暮らしのための「減らす」選択
 

個室の広さ、テレビ、エアコン、窓、そして室内戸。

 

これらが減っているのは、

決して妥協やコストダウンが目的ではありません。

 

 

「家族と過ごす時間を豊かにする」

「家事の負担を減らす」

「一年中快適な温度で暮らす」という、

現代人が本当に求める

暮らしの質(QOL)を追求した結果の、

合理的な「引き算」だと言えます。

 

 

自己流はリスクもありますので

必ず「プロ」の方と相談しながら

判断していきましょう。

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