住宅の断熱性能を「人間」から考える勉強会③ ヒートショックを学ぶ

こんにちは。

パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。

その目指す理由や、つくる家の詳細は

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家づくりは建物や地域環境、

断熱や空調などいろいろ

理解しなくてはいけませんが

「人間」を知る必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

今日は

 

住宅の断熱性能を

「人間」から考える勉強会③

ヒートショックを学ぶ

です。

 

 

専門家は呼べませんが

優秀なアシスタントに

手伝ってもらいます。

 

 

アイナ(AI-na)@-----

 

 

アイナ(AI-na)です。

本日もよろしくお願いします。

 

ヒートショックのを学ぶ

 

 

ヒートショックは、

急激な温度変化

体が適応しきれず、

血圧の急変動が起こることで

体に負担がかかり、

健康被害

引き起こす現象です。

 

 

特に冬場に多く発生し、

高齢者に多いとされています。

※若い方もいます。

 

 

ヒートショックによって

引き起こされる主な

症状や健康被害

めまい、立ちくらみ、ふらつき: 

急激な血圧低下により

脳への血流が一時的に

不足することで起こります。

 

意識の混濁、失神: 

さらに血流が不足すると

意識を失うことがあります。

特に浴槽内で失神すると、

溺れてしまう危険性があります。

 

心筋梗塞: 

血圧の急激な変動が心臓に負担をかけ、

心臓の血管が詰まるなどの

原因となることがあります。

 

脳卒中(脳梗塞、脳出血など): 

同様に、血圧の急激な変動が

脳の血管に負担をかけ、

脳の血管詰まったり

破れたりする原因となることがあります。

 

不整脈: 

心臓の電気的な活動に

乱れが生じることがあります。

 

 

ヒートショックが起こる主な条件

1. 急激な温度差がある場所への移動

最も重要な条件は、

温度差の大きい場所から場所へ

急に移動することです。

 

 

具体的には以下のような場面で

発生しやすいです。

暖かい居室から寒い脱衣所・浴室へ移動する際: 

 

最も典型的なパターンです。

暖かいリビングから

一転して冷え切った脱衣所に入ると、

体が急激に冷やされ、血管が収縮し血圧が上昇します。

熱い湯船に入る際: 

冷えた体でいきなり熱い湯船に入ると、

血管が急に拡張し、血圧が急低下します。

温かい湯船から出て、

 

寒い脱衣所へ出る際: 

湯船で温まり血管が拡張した状態で、

急に冷たい空気に触れると、

血管が収縮し血圧が上昇します。

 

暖かい寝室から寒いトイレへ行く際: 

夜中にトイレに起きた際もリスクがあります。

暖房の効いた部屋から

 

暖房のない廊下や玄関へ出る際: 

ちょっとした移動でも、

温度差が大きいとリスクになります。

 

 

2. 温度差の目安

具体的な温度差の目安としては、

10℃以上の温度差

がある場合に

リスクが高まる

と言われています。

 

 

例えば、20℃の居室から

10℃以下

脱衣所に移動する、

40℃のお風呂に

入るなどです。

 

 

3. 個人のリスク要因

急激な温度変化がなくても、

以下のような

個人の要因があると、

ヒートショックのリスクが高まります。

高齢者:
体温調節機能が低下しているため、

温度変化への対応が遅れる。

動脈硬化が進んでおり、

血管のしなやかさが失われているため、

血圧の変動が大きくなりやすい。

基礎疾患(高血圧、糖尿病、心臓病など)を

持っていることが多い。

 

高血圧・低血圧の人: 

血圧の変動が元々大きい、

または血圧をコントロールする

機能が不安定なため、

ヒートショックの影響を受けやすい。

 

糖尿病の人: 

自律神経の働きが

障害されていることがあり、

体温調節機能や

血圧の調整機能が

低下していることがある。

 

心臓病の人: 

血圧の急変動は心臓に

大きな負担をかけるため、

不整脈や狭心症、

心筋梗塞などを引き起こす

リスクが高まる。

 

脳血管疾患の既往がある人: 

脳卒中の既往がある場合、

血管がもろくなっている可能性があり、

血圧の急変動が再発のリスクを高める。

 

不整脈のある人: 

血圧の変動が不整脈を

誘発する可能性がある。

 

入浴中に飲酒している人: 

アルコールは血管を

拡張させる作用があるため、

血圧がさらに急激に変動しやすくなる。

 

脱水状態の人: 

血液がドロドロになり、

血栓ができやすくなるリスクがある。

 

肥満の人: 

高血圧や糖尿病などの

生活習慣病のリスクが高く、

ヒートショックのリスクも高まる。

 

服用している薬がある人: 

血圧に影響を与える

薬を服用している場合は、

医師に相談が必要です。

 

 

 

4. 具体的な発生パターン

入浴中: 

最もヒートショックが起こりやすい場面です。

寒い脱衣所→熱い湯船
熱い湯船→寒い脱衣所

夜間のトイレ: 

暖かい寝室から寒い廊下や

トイレへの移動。

起床時: 

暖かい布団から出た時の、寒い部屋の空気。
洗面所での身支度: 寒い洗面所での長時間の滞在。

 

これらの

条件が重なることで、

ヒートショックのリスクは

格段に高まります。

 

予防のためには、

これらの条件を避ける

工夫が非常に重要です。

 

 

アイナ@-----

ヒートショック怖いですね。

しかも茨城県は

冬期の死亡増加率

都道府県ランキング

ワースト2位
という不名誉な記録があります。

 

 

茨城県は冬でも暖かいと信じて

建物の断熱性能

家全体の暖房

おろそかにしていることが原因です。

 

 

運動不足もあります。

車生活が多いので。

 

 

茨城県の気象データーは

 

 

 

最低気温で考えると

とても寒い地域なのです。

 

 

健康を守る

という意味で

建物の設計、施工

重要な役割をもっていると

思います。

 

 

家づくりを考えている方は

自分のことだけでなく

家族のためにも

考えていただきたい部分です。

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