こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
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快適さの指標の王様 PMV
PMVについてご存じでしょうか?
空調や建築の世界では
「快適さの指標の王様」
とも言える非常に重要な概念です。
PMV(予測平均温冷感申告:PredictedMeanVote)とは、
ひとことで言うと
その空間にいる大勢の人たちが、
暑いと感じるか、
寒いと感じるかを予測した平均値のことです。
1970年代にデンマークの
ファンガー教授によって提唱され、
現在ではISO(国際標準化機構)でも
国際規格(ISO7730)として
採用されている、
世界で最もポピュラーな
快適性の指標です。
具体的にどのような仕組みなのか、
3つのポイントに分けて解説します。
1.快適さを
「+3」から「-3」の7段階で表す
PMVは、人間の感覚を以下の
7段階の数値で表します。
+3:暑い
+2:暖かい
+1:少し暖かい
0:どちらでもない(=一番快適!)
-1:少し涼しい
-2:涼しい
-3:寒い
国際基準では、
このPMVの値が
「-0.5から+0.5」の間に
収まる環境が、理想的な
快適空間とされています。
2.PMVを決める「6つの要素」
これまでの温度計や
湿度計だけでは測れなかった
「本当の体感」を計算するために、
PMVは以下の6つの要素
(環境の4要素+人間の2要素)を
複雑な計算式に当てはめて数値を割り出します。
【環境側の要因】
1.温度(室温):空気そのものの温度
2.湿度:空気中の水分の割合
3.気流(風速):風の強さ
(風があると涼しく感じる)
4.放射温度:周囲の壁、床、天井、
窓などから受ける熱
(冬に窓際にいると、室温は高くても
寒く感じるのはこのためです)
【人体側の要因】
5.活動量(代謝量):
座って読書しているか、
歩き回って作業しているか(動けば熱が発生する)
6.着衣量:Tシャツか、
セーターを着ているか(服の断熱性)
これらのデータを
すべて加味することで、
冬に暖房をつけて室温は25℃あるのに、
窓からの冷気(放射温度)
のせいで体感は寒い
(PMVがマイナスになる)といった、
現実の感覚に近い数値を
出すことができます。
3.「全員が満足する空間はない」
という事実(PPD)
PMVを語る上で欠かせないのが
「PPD(予測不満足者率)」
というもう一つの指標です。
これはその環境に不満を持つ人
(暑すぎ・寒すぎと感じる人)
の割合を示します。
実は、PMVが
「0(全員の平均がちょうどいいと感じる状態)」
であっても、PPDは約5%になります。
つまり、どれだけ完璧に
空調をコントロールしても、
100人いれば、必ず5人くらいは
暑い・または寒いと不満に思う
ということが科学的に
証明されているのです。
(暑がりな人、寒がりな人がいるためです)。
基準では、
PPDを10%以下
(=90%以上の人が満足する状態)
に抑えることが、
空調設計の目標とされています。
「PMV計算」で一般公開されています。
ちなみに断熱の数字がよければいい
とイコールではありません。
放射熱や気流の大きさなども
含めて考えないと快適から
離れていってしまいます。
パッシブハウスになってくると
日射コントロールをうまくこなせば
ほぼ完璧な室内空間が出来ます。
真冬や真夏はもちろんのこと
春や秋のちょっと肌寒いかも?や
ムワ~とするねとかの時期も
体験して欲しいですね。
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