快適さの指標の王様 PMV #404

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パッシブハウスx
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快適さの指標の王様 PMV

 

PMVについてご存じでしょうか?

空調や建築の世界では

「快適さの指標の王様」

とも言える非常に重要な概念です。

PMV(予測平均温冷感申告:PredictedMeanVote)とは、

ひとことで言うと

その空間にいる大勢の人たちが、

暑いと感じるか、

寒いと感じるかを予測した平均値のことです。

1970年代にデンマークの

ファンガー教授によって提唱され、

現在ではISO(国際標準化機構)でも

国際規格(ISO7730)として

採用されている、

世界で最もポピュラーな

快適性の指標です。

具体的にどのような仕組みなのか、

3つのポイントに分けて解説します。

1.快適さを

「+3」から「-3」の7段階で表す
 

PMVは、人間の感覚を以下の

7段階の数値で表します。

+3:暑い
+2:暖かい
+1:少し暖かい
0:どちらでもない(=一番快適!)
-1:少し涼しい
-2:涼しい
-3:寒い

国際基準では、

このPMVの値が

「-0.5から+0.5」の間に

収まる環境が、理想的な

快適空間とされています。

2.PMVを決める「6つの要素」

これまでの温度計や

湿度計だけでは測れなかった

「本当の体感」を計算するために、

PMVは以下の6つの要素

(環境の4要素+人間の2要素)を

複雑な計算式に当てはめて数値を割り出します。

【環境側の要因】

1.温度(室温):空気そのものの温度

2.湿度:空気中の水分の割合

3.気流(風速):風の強さ

(風があると涼しく感じる)

4.放射温度:周囲の壁、床、天井、

窓などから受ける熱

(冬に窓際にいると、室温は高くても

寒く感じるのはこのためです)

【人体側の要因】

5.活動量(代謝量):

座って読書しているか、

歩き回って作業しているか(動けば熱が発生する)

6.着衣量:Tシャツか、

セーターを着ているか(服の断熱性)

これらのデータを

すべて加味することで、

冬に暖房をつけて室温は25℃あるのに、

窓からの冷気(放射温度)

のせいで体感は寒い

(PMVがマイナスになる)といった、

現実の感覚に近い数値を

出すことができます。

3.「全員が満足する空間はない」

という事実(PPD)
 

PMVを語る上で欠かせないのが

「PPD(予測不満足者率)」

というもう一つの指標です。

 

これはその環境に不満を持つ人

(暑すぎ・寒すぎと感じる人)

の割合を示します。

実は、PMVが

「0(全員の平均がちょうどいいと感じる状態)」

であっても、PPDは約5%になります。

 

つまり、どれだけ完璧に

空調をコントロールしても、

100人いれば、必ず5人くらいは

暑い・または寒いと不満に思う

ということが科学的に

証明されているのです。

(暑がりな人、寒がりな人がいるためです)。

基準では、

PPDを10%以下

(=90%以上の人が満足する状態)

に抑えることが、

空調設計の目標とされています。

「PMV計算」で一般公開されています。

 

 

ちなみに断熱の数字がよければいい

とイコールではありません。

 

 

放射熱や気流の大きさなども

含めて考えないと快適から

離れていってしまいます。

 

 

パッシブハウスになってくると

日射コントロールをうまくこなせば

ほぼ完璧な室内空間が出来ます。

 

 

真冬や真夏はもちろんのこと

春や秋のちょっと肌寒いかも?や

ムワ~とするねとかの時期も

体験して欲しいですね。

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