「耐震等級3相当」の一部の実態は「耐震等級1」である3つの理由 #450

こんにちは。

パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。

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「耐震等級3相当」の実態は

「耐震等級1」である3つの理由
 

周辺で少し大きな地震がありました。

 

震央から5kmくらいの距離で

下から突き上げるような感じでした。

 

「ドン!」という突然の衝撃に驚きましたが

震度4程度なのでそちらに関しては

日常的な感じです。

 

※茨城県はそこそこ地震の多い地域です

 

 

住宅会社が営業トークで使う

「耐震等級3相当」という言葉は、

実態としても法的な扱いとしても、

最低基準である「耐震等級1」に

とどまるケースが多々あります。

 

 

その理由は以下の通りです。

1.2025年の法改正で

審査が厳しくなっても、

合格ラインは「等級1」のまま

2025年4月の法改正(4号特例の縮小)により、

木造2階建て住宅でも

構造関係書類の提出が義務化され、

壁量計算のルールも厳格化されました。

 

これを受けて、

「新しい厳しい審査をクリアしているから、

実質的に耐震等級3相当の強さがありますよ」

と営業する会社が出てくる可能性があります。

 

しかし、新基準での建築確認審査の合格ラインは、

あくまで最低基準である「耐震等級1」です。

 

審査に通ったからといって、

等級3の強度が保証される

わけではありません。

2.客観的な証明書がなければ、

契約上の扱いは「等級1」になる

「相当」という言葉は、

「住宅会社独自の計算では

等級3レベルの強さがある(はずだ)」

という自己申告に過ぎません。

 

第三者機関による

厳格な審査(住宅性能評価など)を

受けていないため、

もし社内で計算ミスがあった場合、

実際の強度は「等級1」

ギリギリでも誰も気づけません。

 

 

※例えば構造計算ソフトを使って

耐震等級3でOKが出ても

建物荷重計算が間違っているとか

(太陽光のあるなしや素材の重さなど)

壁量計算しかしていないとか・・

(多方面の計算が必要)

 

また、正式な認定を取得しない限り、

役所の書類や施主と結ぶ契約書上の性能は

「耐震等級1の家」として処理されます。

 

万が一地震で家が壊れて裁判になっても、

「契約書類上は等級1だった」

とみなされてしまいます。

3.簡易的な計算だけで

「相当」と謳っている危険性

本当に耐震等級3の強度を確保するには、

「許容応力度計算」という

緻密な構造計算を行うのが最も確実です。

 

しかし、一部の住宅会社では

(建築確認に通るレベルの)

簡易的な壁量計算に少し壁を足しただけで

「等級3相当です」と謳うケースがあります。

 

この場合、大地震に対する

本来の強度が大きく

不足している危険性があります。

 

 

※中には一切何の構造計算も

していない会社さんもあります。

(ある意味度胸はある)

「書類上は等級1」となる

ことによる明確な損害

実態や書類の扱いが

「等級1」にとどまることで、

お施主様には以下のような

具体的な不利益が生じます。

地震保険料の半額割引が

受けられない(正式な証明書がないため)

 

ちなみに都道府県単位で

地震保険料が決まっていますが

茨城県は2番目に高い地域です。

 

住宅ローンの金利優遇や、

各種補助金が使えない

 

かなりの費用差が出ます。

 

大地震が起きた際、

倒壊や大規模半壊のリスクが払拭できない

 

災害時にご家族がバラバラの場所に

いることもあります。

 

自宅にいたら安心という

一番のセーフティゾーンに

なります。

 

身を守るための対策

2025年の法改正で

家づくりのルールが

厳格化されたからといって、

「耐震等級3相当」という

曖昧な言葉が安全に

なったわけではありません。

 

むしろ「新しい基準を通ったから安心」

という誤解を生みやすくなっています。

 

※最低ラインは守られるようなったので

悪い基準ではありません

一生に一度の家づくりで

後悔しないためには、

「相当」という言葉で

納得してはいけません。

 

数十万円の追加費用がかかったとしても、

第三者機関による正式な

「住宅性能評価書(耐震等級3)」

を取得すること。

 

 

まぁここ数年だけでも

大きい災害があるなか、

きちんと耐震等級3でつくられていない

会社さんを選んではいけないと思います。

 

 

まぁ耐震等級3と耐震等級3相当が

「ほぼ同じ」と錯覚してしまうような

社会が問題なのですが・・・。

 

 

有名で大きな会社で

かなりの棟数をやって

そのプロの方から

「ほぼ同じです」

といわれればそう思いますよね。

 

お気をつけください。

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