こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com

【家づくりと欲望のコントロール】
一生に一度の買い物で
「理想」と「予算」の
罠にハマらないための思考法
マイホーム計画が始まると、
誰もが胸を躍らせます。
「アイランドキッチンにしたい」
「30帖の広いリビング」
「最新のシステム全館空調」など、
夢は無限に広がります。
しかし、家づくりは
人間の「欲望」が
最も暴走しやすい
イベントのひとつです。
モデルハウスやSNSの素敵な投稿を
見ているうちに欲望の底が抜け、
気づけば予算を
大幅にオーバーしていた……
というのは間取り迷子の典型例です。
家づくりにおいて、
自らの欲望とどう向き合い、
コントロールすれば
「本当に満足できる家」が建つのでしょうか?
1.なぜ、家づくりで欲望が暴走するのか?
家づくりで欲深くなってしまうのには、
心理学的な理由があります。
まずは自分がどの「欲望の罠」
にハマっているのか、
3つのタイプから客観視してみましょう。
模倣欲望(他人への憧れ)
家づくりにおける具体例:
SNSで見かけたおしゃれな造作洗面台、
友人の家にあるウッドデッキなど。
潜む心理とリスク:
「他人が持っているから自分も欲しい」
という状態です。
自分の実際のライフスタイルや
動線に合っていない場合、
憧れだけで導入しても結局
使わなくなってしまいます。
承認欲求(見栄・世間体)
家づくりにおける具体例:
外観や玄関など人目につく部分
への過剰な課金、
使いこなせないハイグレードな設備など。
潜む心理とリスク:
「すごいと言われたい」
「安っぽく見られたくない」
という他人軸の欲求です。
この欲求が優先されると、
コストが跳ね上がる最大の原因になります。
不安解消の欲求(完璧主義)
家づくりにおける具体例:
「念のため」で作る客間、
広すぎる収納、将来使うか
わからない多機能設備など。
潜む心理とリスク:
「足りなくて後悔したくない」
という未来への恐れからくる欲求です。
結果として、普段使わない
無駄なスペースや
初期費用が大きく増大してしまいます。
今は、InstagramやPinterestなどで
「理想の家」のビジュアルが
無限に手に入ります。
常に「欠乏感(うちにはこれがない)」を
刺激され続ける環境にあるため、
意識しないと欲望は肥大化する一方です。
2.欲望のままに建てた家の「末路」
欲望にブレーキをかけず、
「せっかくの一生に一度の買い物だから」
と借入額を限界まで
増やして家を建てると、
住んでから以下のような現実が訪れます。
住宅ローンによる「暮らしの圧迫」:
家は豪華になったが、
毎月の返済に追われて
外食や旅行に行けなくなる。
メンテナンス地獄:
広い家や複雑な設備
(吹き抜け、無垢材、多機能トイレなど)は、
日々の掃除や将来の
修繕コスト・交換費用も高額になる。
「使わない空間」の誕生:
憧れで作った書斎や
ウッドデッキが、数ヶ月後には
ただの物置と化す。
3.欲望をコントロールする
「引き算の家づくり」術
欲望を抑え込み、
予算内で最高の満足度を得るためには、
感情ではなく「ロジック(論理)」で
家づくりを進める必要があります。
①「目的」と「手段(設備)」を切り分ける
「〇〇という設備が欲しい(手段)」
と思ったら、
「なぜそれが欲しいのか?(目的)」
を深掘りしてください。
欲望(手段):
「広いアイランドキッチンが欲しい!」
深掘り(目的):
「なぜ?」→「家族の顔を見ながら料理がしたいから」
代替案の発見:
「それなら、高額なアイランドではなく、
普通の対面式のキッチンでも目的は果たせるのでは?」
※標準的なキッチンであれば
アイランドも高額ではありません
目的さえクリアできれば、
必ずしも最高級・最新の設備
である必要はないことに気づけます。
②「Must(絶対必要)」と「
Want(あったらいいな)」を仕分けする
要望リストを作ったら、
夫婦や家族でシビアに分類しましょう。
1.Must(必須):
これがないと日々の生活が破綻するもの
(例:十分な断熱性、共働きのための食洗機、通勤通学の立地)。
2.Want(希望):
あれば嬉しいが、
なくても死にはしないもの
(例:間接照明、浴室テレビ、高級壁紙)。
予算調整の局面では、
「Want」の項目から
容赦なく削っていくのが鉄則です。
「あったらいいな」は、
大半が「なくても困らないもの」です。
③一時的な「SNS・モデルハウス断ち」をする
情報収集は大切ですが、
間取りや仕様を決める最終段階では、
あえて外部の情報を
遮断することをおすすめします。
他人のキラキラした家を見なければ、
新たな「模倣欲望」は生まれません。
「自分たちがどう暮らしたいか」
という内面に集中しましょう。
④「未完成の余白」を残す(可変性)
新築時にすべてを
完璧に揃えようとするのをやめましょう。
子供部屋の間仕切りや、庭の植栽、
小屋裏の棚などは、
「住みながら必要に応じて手を加えていく」
スタンスを取ることで、
初期費用を抑えつつ、
その時々の暮らしのサイズに
合わせることができます。
※費用の後回しは
より費用がかかることもあるので
注意してください。
家づくりは「足るを知る」レッスン
家づくりにおける
欲望のコントロールとは、
夢を諦めることではなく、
「自分たちの幸せの適正サイズを知る」
というクリエイティブな作業です。
「あれもない、これもない」
と無いものねだりをするのではなく、
限られた予算と空間の中で
「これだけあれば、私たちは十分幸せに暮らせる」
という確信を持てたとき、
家づくりは最も成功に近づきます。
家はあくまで「幸せに暮らすための器」です。
器に全財産とエネルギーを
奪われないよう、
賢く欲望を乗りこなしていきましょう。
ちなみにプロ側にも
2つの考え方があります。
1.お客様に徹底的に
欲望を満たして喜んでもらおう
と
2.お客様に後々の費用も含め
安心して住んでいただきたい
の2つです。
両方満たせれば何の問題もありませんが
どんなにお金を持っていても
ほぼ無限大に欲しいものは見つかります。
いや、見つけてきます。苦笑
もし欲望との向き合い方に不安があるなら
予算のコントロールもして
ほしいとご依頼くださいね。
ただし、
欲しいものを集めてきて
どれも欲しいので
予算どうにかしてください。
はまったく違う話です。
「無理です」と言われるか、
だまし合いのはじまりになります・・。
お気をつけください。
スズモクのモデルハウス
体感見学希望の方は
下記よりどうぞ
https://www.8341ie.com/modelhouse/
個別相談ご希望の方は
https://www.8341ie.com/contact/
文章や写真だけでなく
動画が見たいという方は
家づくりのルームツアー
YouTubeチャンネル
2つ運営してます。
見てね。
■スズモクオーナー様のルームツアー
■パッシブハウス認定基準だけのルームツアー
世界トップ基準性能

