「暖かい床材」の真実。床暖房の有無で変わるベストな選択とは?

こんにちは。

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「暖かい床材」の真実。

床暖房の有無で変わる

ベストな選択とは?

 

床材選びは、

冬の足元の快適さを左右する

とても重要なポイントです。

「自然な状態で暖かい」と感じるメカニズムと、

「暖房機器を使って暖かい」

と感じるメカニズムは

実は全く逆になります。

 

それぞれの状況に適した床材をご紹介します。

1.自然な状況で暖かい床材

(暖房設備がない場合)

人が床に触れて

「暖かい」と感じるのは、

床材の「熱伝導率」が低く、

足の体温が奪われにくいからです。

 

つまり、素材の内部に

「空気」をたくさん含んでいる

ものほど暖かく感じます。

無垢材(特に針葉樹):

スギ、ヒノキ、パイン(松)などの針葉樹は、

木と木の間に空気をたっぷり含んでいるため、

触れた瞬間のヒヤッとした感じがありません。

柔らかく足触りも抜群です。

 

コルク:

無数の気泡を含んでいるため、

非常に断熱性が高く、

自然素材の中でもトップクラスの暖かさです。

 

適度な弾力もあり、

足腰への負担も軽減されます。

 

カーペット・ラグ:

繊維の間に空気を含むため、

保温性が非常に高いです。

 

畳:

日本の伝統的な床材ですが、

い草も空気を多く含むため、

フローリングと比べると

自然な温もりがあります。

2.暖房設備(床暖房・床下エアコン)

がある場合に適した床材

こちらの場合は、

機械の熱を効率よく表面に伝える

(熱伝導率が高い)、

または熱を蓄える(蓄熱性が高い)素材が

適しています。

 

また、熱や乾燥によって

反りやひび割れが起きにくい

「寸法安定性」も非常に重要です。

タイル・天然石:

床暖房と最も相性が良いと言える素材です。

 

熱伝導率が高いためすぐに暖かくなり、

蓄熱性もあるため一度暖まると

スイッチを切っても暖かさが長持ちします。

(※ただし、暖房をつけていない時は冷たいです)

 

床暖房対応の複合フローリング(合板):

薄い木の板を重ねて

熱や乾燥に強くした上で、

熱が伝わりやすいように設計されています。

 

最も一般的で、お手入れも簡単です。

 

床暖房対応の無垢材:

特殊な熱処理や乾燥処理を施し、

反りや割れを抑えた無垢材です。

 

針葉樹よりも、

オークやウォールナットなどの

広葉樹(硬い木)が

使われることが多いです。

床下エアコンの場合の注意点
 

床下エアコンは、

床下空間全体を暖めて、

ガラリ(通気口)から

暖かい空気を室内に送る仕組みです。

 

床暖房のように床材自体が

直接高温になるわけではないため、

通常の無垢材を使えるケースも多いです。

 

ただし、冬場は

床下が乾燥しやすいため、

木の収縮による隙間には

注意が必要です。

床材の比較まとめ

床材の種類

A自然な暖かさ

B暖房効率(熱の伝わり・蓄熱)

Cお手入れのしやすさ

D備考

 

無垢材(針葉樹)

A◎とても暖かい

B△熱が伝わりにくい

C△傷がつきやすい

D床暖房非対応のものが多い

 

無垢材(広葉樹・対応品)

A◯暖かい

B◯伝わりやすい

C△水分に注意

D価格が高めになりがち

 

コルク

A◎とても暖かい

B△断熱してしまう

C◯比較的簡単

D床暖房対応の専用品が必要

 

複合フローリング

A△冷たい

B◎伝わりやすい

C◎簡単

D種類やデザインが豊富

 

タイル・石材

A×非常に冷たい

B◎抜群(蓄熱性あり)

C◎汚れに強い

D暖房がない時期は冷たい

床材選びは、床そのものだけの

考えで正解が出るわけではありませんので

断熱性能や空調計画なども含めて

プロの方とご相談の上決めていくのが

間違いありません。

 

 

2012年竣工の我が家(ZEHレベル程度)

で無垢の床材、壁天井は珪藻土で

つくりましたが、寒かった・・・。

 

まぁそのおかげで

今つくっている住宅のレベルまで

上げてくるきっかけになったので

結果オーライです。

 

 

机上の空論などでなく

いろいろな設計手法や施工実績を

勉強や体感させていただいたり

スズモクでも実際につくってきたからこそ

単なる素材だけの一方的な視点だけでなく

「総合的視点」で

ご提案出来るようになったのかと思います。

 

 

住宅をつくる地域が変わると

断熱や空調なども変わり

選定する床材も変わります。

 

 

茨城であれば、

 

1.床下エアコン+複合フローリング

メンテナンス重視の場合

 

2.床下エアコン+無垢の床材

体感重視の場合

 

かなと思っています。

 

 

暖かい床・空間をつくってます。

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