こんにちは。
パッシブハウスｘ
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
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家づくりに
迷い込んだ神様たち
あるところに、
家づくりを始めた夫婦がいました。
夫は心配性で
「本当にこのローンで大丈夫だろうか…？」と
常に不安にかられ、
妻は新しい情報を見るたびに
「やっぱり、最新の設備じゃないとダメかしら？」と
すぐに気が変わってしまうタイプでした。
そんな二人の様子を、
貧乏神は暗い影からじっと見ていました。
貧乏神は夫の耳元で囁きました。
「不安だろう？ それもそのはずだ。
新しい家は、
今の暮らしを続けるだけで精一杯の、
お前たちには身の丈に合わない買い物だ。
どうせなら、この計画はやめてしまえ。
無理して見栄を張る必要はない。
今住んでいる
古いアパートで十分じゃないか」
一方、家の敷地の片隅では、
柔和な表情の福の神が、
そっと妻の心に語りかけていました。
「最新の設備？ 良いですね！ でも、
本当に大切なのは、
その設備で何をするか、
です。
おしゃれなキッチンがあっても、
料理をしないなら意味がありません。
最新のシステムバスがあっても、
毎日お風呂に浸からないなら
もったいないでしょう。
大切なのは、
家族みんなが幸せに
なれるような、
心のこもった家づくりですよ」
貧乏神の甘い誘い、
福の神の道しるべ
夫は貧乏神の囁きに安堵し、
夫婦は家づくりを一度諦めかけました。
「そうだ、無理して家を建てる必要はないんだ」と、
夫は安堵のため息をつきました。
しかし、その瞬間から、
夫の心から「新しい家での幸せな暮らし」
という夢が消え、
夫婦の会話もどこか
ギクシャクするようになりました。
夫婦が口論をしていると、
貧乏神は満足そうに
パタパタと団扇を揺らしました。
「家づくりを諦めたら、
お前たちはと
夢と未来を失った。
でも、身の丈にあっていて
無理もないだろう。
私のおかげだ。」
そこに福の神が静かにやってきました。
福の神は言いました。
「私は、お前たちに
『本当に大切なものを
大切にしなさい』
と教えたはずです。
貧乏神が囁いたのは
『何もしないこと』。
不安だからといって
夢を捨てることは、
幸福への道を閉ざすことなのです」
「私は、家づくりをする人には
いつもこう教えています。
家づくりとは、
自分の『未来の暮らし』に投資することだ、と。
夢を描き、
そしてその夢を実現するために
賢く計画を立てる心があれば、
貧乏神は入り込む隙がありません」
夫婦は福の神の言葉を聞き、
再び家づくりを始める決意をしました。
夫は不安を正直に建築士に話し、
ローンや将来の計画を
相談し直しました。
妻は「本当に必要なもの」を
二人で話し合い、
最新設備をすべて取り入れるのではなく、
本当に暮らしが豊かになるものだけ
を選びました。
貧乏神と福の神は、
どちらも人々の心の中に潜んでいます。
実際に聞こえてくる言葉は
貧乏神が言っているのか
福の神が言っているのか
それはわかりません。
苦労することも
心配することもない
「楽」な暮らしが
幸せなわけではなく
多少苦労しても
不安や心配事があっても
本当に大変なことが起きるとしても
「しあわせ」
になる道を信じて進むことが
しあわせになることだと思うのです。
何もやらずに勝手に
幸せはやってこないのです。
もしかすると
貧乏神＝福の神は
同一の神様で
今現在の苦難から逃げたいという気持ちと
幸せになりたいという気持ち
矛盾しているかもしれませんが
あなたの心に寄り添っているだけ
なのかもしれません。
もし
スズモクに行ってこい
と心の声が聞こえたら
それは神様の言葉です。
ご来場お待ちしています。
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