危険な「室内の暑さ」真夏のヒートショック&建物ダメージ #498

こんにちは。

パッシブハウスでつくる茨城の注文住宅
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。

 

猛暑日も涼しく真冬は無暖房で20℃。

新しい4つの暮らし

 

1.一年中快適な室内環境で家族の健康を守る
2.家事の負担を減らし自分や家族のための時間を増やす
3.建てた後の費用を抑え将来の安心につなげる
4.家族が自然と集まり家が一番好きな場所になる

その目指す理由や、つくる家の詳細は

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危険な「室内の暑さ」

真夏のヒートショック&建物ダメージ

涼しいリビングから一歩出ると、

廊下やトイレ、2階の部屋が

サウナのように暑い……。

 

 

夏の時期によくある光景ですが、

このような室内の暑いほうの温度差

(局所的な高温環境)は、

単なる不快感にとどまりません。

家の中にある極端な温度差は、

私たちの健康や、大切な住まいそのものに

静かにダメージを蓄積させます。

 

 

ここでは「身体」「心」「建物」の

3つの視点から、

室内の暑い場所が引き起こす

悪影響について解説します。

1.身体への悪影響

(フィジカルヘルス)

家の中の暑い場所は、

命に関わるリスクや

慢性的な不調の引き金になります。

室内熱中症の発生:

トイレ、脱衣所、

火を使うキッチンなどは

熱がこもりやすく、

短時間の滞在でも

熱中症になる危険があります。

 

特に高齢者や子どもは

体温調節機能が弱いため、

自覚がないまま重症化するケースが

後を絶ちません。

 

夏のヒートショック(脳貧血):

ヒートショックといえば冬のイメージが強いですが、

夏にも起こります。

 

冷房の効いた涼しい部屋から

急に暑い廊下などに出ると、

熱を逃がそうと血管が一気に拡張し、

血圧が急低下します。

 

これにより、立ちくらみやめまい、

転倒を引き起こします。

 

自律神経の乱れ(寒暖差疲労):

家の中で涼しい場所と暑い場所を

何度も往復すると、

体温を一定に保とうとする

自律神経が休まらず、

疲弊してしまいます。

 

 

これが「だるさ」「慢性的な疲労感」

「頭痛」といった夏バテ症状の

根本原因となります。

2.心・メンタルへの

悪影響(メンタルヘルス)

過酷な暑さは、

身体だけでなく精神的な

健康も削り取ります。

イライラとストレスの増大:

暑さは直接的に脳へストレスを与え、

不快指数を跳ね上げます。

 

「暑い」と感じるだけで

交感神経が優位になりやすく、

些細なことでイライラしたり、

家族間の衝突が増えたりする

原因になります。

 

意欲・認知機能の低下:

暑い部屋では脳の温度も上がりやすく、

思考力や集中力が著しく低下します。

 

家事や在宅ワークのパフォーマンスが

落ちるだけでなく、「何もしたくない」

という無気力状態に陥りやすくなります。

 

睡眠負債による気分の落ち込み:

2階の寝室などに

日中の熱がこもったまま夜を迎えると、

寝苦しさから睡眠の質が大幅に低下します。

 

慢性的な睡眠不足は

メンタルの回復を妨げ、

気分の落ち込みやうつ傾向を助長します。

3.建物の状態への悪影響(住環境)

人間にとって過酷な環境は、

家屋や家財にとっても

深刻なダメージとなります。

「夏型結露」によるカビ・ダニの繁殖:

冷房でキンキンに冷えた部屋の壁の裏側に、

暑くて湿った空気が触れることで、

壁の内部や床下に「結露」が

発生することがあります(内部結露)。

 

見えない場所でカビが繁殖し、

それをエサにするダニが

大量発生する原因になります。

 

建材や内装の劣化:

極端な高温と高い湿度が繰り返されると、

壁紙(クロス)の接着剤が

劣化して剥がれてきたり、

木材が反り返ったりと、

家屋の寿命を縮めることにつながります。

 

電化製品の熱暴走と寿命低下:

暑い部屋に置かれた冷蔵庫、

Wi-Fiルーター、パソコンなどは、

うまく排熱ができずに「熱暴走」を

起こしやすくなります。

 

消費電力が無駄に上がるだけでなく、

機器の寿命を縮めたり、

最悪の場合は故障や

発火の原因にもなります。

まとめ

家の中の「暑い場所」を

放置することは、

人間の心身を削り、

建物の寿命を縮めるなど、

百害あって一利なしと言えます。

すべての部屋を

エアコンで冷やすのが難しくても、

ドアを開け放して

サーキュレーターで空気を循環させる、

窓に遮熱フィルムや

サンシェードを設置して

外からの熱を防ぐなど、

家の中の「極端に暑い場所」

をなくす工夫をすることが、

健康と住まいを守る第一歩です。

 

 

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