こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
茨城県でもめずらしく
まだまだ降りそうな・・・。
幸い主要な道路は大丈夫なようで
9時からの打ち合わせも無事に来ていただきました。
ありがとうございます。
茨城県では積雪で
住宅に困るようなことが
あまり起きませんが
住宅とカーポートの関係においては
トラブルが起きやすいです。
家づくりにおける
「カーポート」と「雪」の関係は、
後から変更がきかない重要なポイントです。
雪の重さは想像以上で、
間違った選択や配置をすると、
カーポートの倒壊や
家の窓ガラスの破損、
あるいは雪かきの苦労が倍増する
といったトラブルにつながります。
積雪地(豪雪地帯)なのか、
たまにドカ雪が降る一般地域なのかによって
対策は変わりますが、共通して
押さえておくべき重要ポイントをまとめました。
1.カーポートの「耐積雪強度」の選び方
カタログには必ず「耐積雪○○cm相当」
という表記があります。
お住まいの地域の
「過去最大の積雪量」を基準に、
余裕を持ったスペックを選ぶのが鉄則です。
一般地域(20cm~30cm対応):
通常のポリカーボネート屋根(半透明)が主流。
注意点:数年に一度の「ドカ雪」で
最も倒壊しやすいのがこのタイプです。
予算が許せば、一般地域でも
50cm対応にしておくと安心感が違います。
積雪地域(50cm~100cm以上対応):
折板(セッパン)カーポートが推奨されます。
スチール製の波板状の屋根で、非常に丈夫です。
デメリット:屋根が金属なので光を通しません。
設置場所によっては家の中が暗くなります。
>ポイント:
柱の数にも注目してください。
片側支持(2本柱)よりも、
両側支持(4本柱以上)の方が
雪の重みや強風に対して圧倒的に有利です。
2.「落雪」の被害を防ぐ配置
(最重要)
家づくりで最も失敗が多いのが、
「家の屋根から落ちてくる雪」の直下に
カーポートを設置してしまうことです。
落雪の直撃:
屋根に積もって圧縮された雪や氷が、
高いところからカーポートに落下すると、
衝撃荷重は何倍にもなります。
「耐積雪100cm」のカーポートでも、
落雪の直撃を受けると簡単に破損します。
対策:
家の屋根の勾配(傾き)の向きを確認し、
雪が落ちる場所にカーポートを置かない。
どうしてもそこに置く場合は、
家の屋根に「雪止め」をしっかり設置するか、
落雪しない屋根形状(無落雪屋根やフラットルーフ)を検討する。
最悪距離を離すといいかもしれません。
3.家の間取り・配置との兼ね合い
カーポートは単なる車庫ではなく、
家の「延長」として考える必要があります。
採光(日当たり)
特に「折板カーポート」の場合、
リビングの南側に設置すると部屋が真っ暗になります。
天窓(明かり取り)付きの製品を選ぶか、
設置位置をずらす工夫が必要です。
雪捨て場
カーポートの屋根から降ろした雪、
および敷地内の雪を「どこに捨てるか」の
スペースを確保していますか?
隣地境界ギリギリに建てると、
雪のやり場に困り、近隣トラブルの原因になります。
動線(アプローチ)
玄関ポーチとカーポートの屋根を少し重ねる、
あるいは近づけることで、
雨や雪に濡れずに家に入れます。
特に買い物帰りや子供の送迎時に大きな差が出ます。
サイドパネル
横殴りの吹雪や吹き溜まりを防ぐために、
側面パネルが必要かどうかも検討してください。
ただし、風の影響を受けやすくなるため、
強度の確認が必要です。
4.盲点になりがちなポイント
柱の位置とドアの開閉:
雪対策のカーポートは柱が太く、本数も多いです。
図面上では入っても、
実際に車を停めたら
「柱が邪魔でドアが開かない」
「トランクが開けにくい」
ということがよくあります。
「凍上(とうじょう)」対策:
寒冷地では、地面が凍って持ち上がる「凍上」によって、
カーポートの基礎が持ち上がり、
傾くことがあります。
基礎を凍結深度(凍らない深さ)より
深く埋める施工が必要です。
火災保険の確認:
万が一、雪でカーポートが壊れた場合、
火災保険の「雪災」補償が使えることが多いです。
加入時にカーポートも補償対象(付属建物)に
含まれているか確認しておきましょう。
まとめ
雪に強い家づくりとカーポート計画を
成功させるためには、「家」と
「外構(カーポート)」を別々に考えず、
セットで設計することが大切です。
数日間は屋根から落ちてくる雪に注意ですね。
雪の少ないこの地域で
室内の暖かい家は
外の雪景色を他人事のように
楽しめます。
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