こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
「暗闇を活かす家づくり」
単に「暗い」のではなく、
暗闇がもたらす陰影の美しさや
五感の集中をデザインに取り入れる、
日本の伝統的な美意識
「陰翳礼賛」にも通じる考え方です。
いくつかのアイデアを提案します。
1. 「光と影」のコントラストをデザインする
暗闇を活かすとは、
闇の中に浮かび上がる
「光」を意図的に演出することです。
間接照明の多用:
天井や壁を照らし、
反射した光で空間全体を
柔らかく包み込みます。
直接照明を避け、
影を少なくすることで、
空間に奥行きと広がりを
感じさせることができます。
床面や壁の足元に仕込んだ
ライン照明など、光の帯を
デザインに取り入れることで、
空間のアクセントとします。
スポットライトで「主役」を照らす:
絵画、オブジェ、観葉植物など、
空間の中で際立たせたいものにだけ
スポットライトを当て、
他を闇に沈ませます。
これにより、視線が集中し、
空間にドラマが生まれます。
素材のテクスチャを活かす:
凹凸のある壁材
(天然石、塗り壁、木材など)に
光を当てることで、
豊かな陰影を生み出します。
昼間とは違う、夜の顔を持つ
空間が実現します。
2. 「おこもり感」を高める空間(ヌック、洞窟)
暗い場所は、集中したり、
リラックスしたりするのに
最適な場所になります。
ヌック(こじんまりとした居場所):
リビングやダイニングの一角に、
天井を低くしたり、段差をつけたりして、
少し暗めのスペースを設けます。
読書灯だけを灯して趣味に没頭できる
「秘密基地」のような空間は、
暗闇を積極的に楽しめます。
「洞窟」的な空間:
窓のない部屋や階段下などの
デッドスペースを、完全に光を遮断した
「洞窟」として再定義します。
ここではホームシアターや音楽鑑賞など、
視覚以外の感覚を研ぎ澄ます
用途に最適です。
実際に「窓がない暗さ」を
居心地の良さに変えた
「洞窟ハウス」の事例もあります。
色使いの工夫:
壁や天井の色をあえて
ダークカラーにすることで、
光を吸収し、落ち着いた
雰囲気を高めます。
3. 外の光を「切り取る」デザイン
自然光が入る場合でも、
その光を意図的にコントロールすることで、
暗闇との対比を生みます。
高窓(ハイサイドライト):
天井近くに小さな窓を設けることで、
入ってくる光を「光の筋」として
室内に落とします。
外の景色は見えないため
プライバシーが保たれ、
光だけが空間を演出します。
室内窓・ガラスブロック:
光の入る部屋から入らない部屋へ、
光を拡散して送り込むことで、
完全に真っ暗になることを防ぎつつ、
ゆるやかな暗さを保ちます。
ルーバーや簾(すだれ):
窓の外や内側にルーバー(羽板)や
簾を設置し、直射日光を遮りながら、
細い光の線や影を室内に落とすことで、
時の移ろいや風の流れを感じさせます。
暗闇を活かすことは、
照明デザインが非常に重要になります。
単なる明るさの確保ではなく、
「どこを照らし、どこを闇にするか」
という意図的な設計が、
この家づくりの最大の鍵となります。
とはいえ、暗い空間をつくることに
抵抗感はあります・・・。
スズモクのモデルハウス
体感見学希望の方は
下記よりどうぞ
https://www.8341ie.com/modelhouse/
個別相談ご希望の方は
https://www.8341ie.com/contact/
文章や写真だけでなく
動画が見たいという方は
家づくりのルームツアー
YouTubeチャンネル
2つ運営してます。
見てね。
■スズモクオーナー様のルームツアー
■パッシブハウス認定基準だけのルームツアー
世界トップ基準性能







