こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
先日「癒やし」について
書きましたが、
その反対はどんな環境なんだろうと
住宅の室内においての内容を書きます。
癒やし空間のもたらすもの
均一で快適な温度
健康と安全
清浄で快適な空気
安らぎとリラックス
そうでない空間
極端な温度差(ヒートショックのリスク)
病気や事故のリスク(心臓疾患、熱中症、転倒など)
カビ・ダニの発生、シックハウス症候群
寒さ・暑さによる不快感や身体への負担
となるようです。
まぁ具体的なお話ですと
日本の住宅の室内環境については、
主に断熱性能の低さと
それに起因する
室温の不均一さが
大きな問題です。
これにより、住環境の快適性だけでなく、
健康にも様々なリスクが生じています。
1. 温熱環境に関する問題
日本の住宅の多くは、
先進国の中でも特に断熱性能が
低いとされています。
「夏は暑く、冬は寒い」:
壁や床、天井の断熱性が低い上、
気密性も低いため、外の熱や
冷気が容易に室内へ侵入・流出します。
そのため、冷暖房をかけても効きが悪く、
光熱費もかさみます。
室温の不均一さ(ヒートショックのリスク):
居間など暖房している部屋と、
廊下、洗面所、トイレ、浴室など
暖房していない部屋との間に
大きな温度差が生じます。
この急激な温度変化は
ヒートショックを引き起こす
最大の要因であり、
特に高齢者の心筋梗塞や脳卒中などの
重篤な疾患や入浴中の事故死につながっています。
入浴中のヒートショックによる死亡者数は、
交通事故死者よりもはるかに多いと推計されています。
冬の室温:
WHO(世界保健機関)は、
健康のために室温を18℃以上に
保つことを推奨していますが、
日本の住宅の多くはこの基準を
満たせていないのが現状です。
※パッシブハウスジャパン認定や
HEAT20のG3や断熱等級7のレベル
夏の熱中症:
断熱性能が低い家では、
夏の暑さも過酷で、
熱中症により室内で倒れて
搬送されるケースも多く発生しています。
2. 空気環境に関する問題
結露・カビ・ダニの発生:
断熱性や気密性が中途半端な状態で、
十分な換気が行われないと、
室内の湿気が壁の内部や
窓で冷やされて結露しやすくなります。
この結露はカビやダニの発生、
さらには建材の腐朽につながり、
建物の耐久性を損ねる原因となります。
シックハウス症候群:
建材や家具などから
揮発性有機化合物(VOC)などの
汚染物質が発生したり、
換気不足によりこれらの物質や
外気からの汚染物質(PM2.5など)が
滞留したり、室内に侵入することで、
頭痛、めまい、皮膚刺激などの
健康被害(シックハウス症候群)を
引き起こす可能性があります。
これは外部との換気量が
少ないというより隙間の多い
住宅が各部屋の内部の空気循環が
出来ないことが原因です。
換気不足:
シックハウス法により
24時間換気が義務付けられた後も、
寒さや電気代を気にして
換気システムを止めている
家庭も少なくありません。
新鮮な空気も大切です。
3. お金の問題
通常の光熱費:
もしかしたら毎月
電気代5万円くらい
快適になるなら平気もいう方も
いるかもしれませんが
普通の方はかなりきびしいです。
お金がかかりすぎると
癒やされません。
維持費用:
20年、30年先も
維持出来るシステムになっているのか
それに高額な費用はかかるのか
「今だけ」ではダメなのです。
また家族のコミュニケーションにも
影響を及ぼします。
現在の日本の住宅の室内環境は、
「断熱」と「気密」の性能を改善し、
家全体を均一な温度に保つことによって、
多くの健康リスクを減らすことが
できる状況にあると言えます。
癒やしの空間をつくるには・・
技術的なこともありますが
まずはどういうレベルの性能が
「癒やし」なるのか
体感していただき
知っていただくことが
最初だと思います。
スズモクのモデルハウス
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