こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
今日のテーマは
嫌いなものから見えてくる、
本当に大切な住まいの価値
住まい選びは、
たくさんの
「好き」と「嫌い」
でできています。
今回は、
「低性能な住宅がなぜ嫌いか」
そして
「高性能な住宅がなぜ嫌いな人がいるのか」
という、
一見矛盾する感情を深掘りすることで、
本当に自分にとって
大切な住まいとは何かを
考えてみたいと思います。
「低性能な住宅」を嫌いな理由
高性能な住宅は
「快適さ」と「経済性」を
もたらしてくれるとよく言われますが、
なぜ私たちはその反対、
つまり低性能な住宅を嫌うのでしょうか。
それは、私たちの
生存本能と直接的に
結びついているからです。
身体的な不快感と健康リスク:
冬に窓際が極端に寒かったり、
夏に二階がサウナのようだったりする家は、
単純に不快です。
この不快感は、
体が「この環境は危険だ」と
察知しているサイン。
断熱性が低い住宅は、
結露やカビの原因となり、
アレルギーなどの健康被害に
繋がるリスクも高まります。
私たちの心は、
身体的な安全が脅かされることを
本能的に嫌うのです。
未来への不安と経済的損失:
低性能な住宅は、光熱費が
高くなりがちです。
毎月送られてくる高額な請求書は、
私たちの「安心したい」
という気持ちを揺るがします。
また、将来的に家の価値が
下がりやすいという事実も、
経済的な不利益を避けたいという
感情に直結します。
私たちが低性能な住宅を嫌うのは、
単なるワガママではなく、
より安全で、健康的で、
経済的に安定した暮らしを求める、
人間らしい自然な感情なのです。
「高性能な住宅」を嫌いな理由
では、なぜ快適で経済的なはずの
高性能な住宅を「嫌い」だと
感じる人がいるのでしょうか。
これは、価値観の違いと
心理的な違和感が原因です。
「お金がかかりすぎる」という嫌悪:
高性能な住宅は、
当然ながら建築費が高くなります。
高額な初期費用を前に、
「そこまでのお金をかける必要はない」と
感じる人は少なくありません。
性能という目に見えない価値に、
多額の投資をすることへの抵抗感。
これは、「無駄な出費」を避けたい
という心理が強く働いているのです。
「自然から切り離される」という寂しさ:
高い気密性や遮音性は、外の暑さや寒さ、
騒音から私たちを守ってくれます。
しかし同時に、自然の風や鳥の声、
雨の音といった、
暮らしを彩る自然との繋がりを
断ち切ってしまうと考える人もいます。
エアコンに頼りきりの生活よりも、
窓を開けて風を感じる方が
心地よいと感じる人にとって、
高性能であることは「不自然」に映るのです。
「個性がなくなる」という不満:
性能を優先するあまり、窓の配置や大きさ、
間取りなどに制約が生まれることがあります。
誰もが似たような「高性能」の家を建てる結果、
自分らしさやデザイン性を犠牲に
することに不満を感じる人もいるでしょう。
「嫌い」から見えてくる、
あなたの本当に大切な価値
低性能な住宅を嫌うのは、
「安心」「健康」「経済」を
何より大切にしている証拠です。
一方、高性能な住宅を嫌うのは、
「自然との繋がり」や「個性」といった、
別の価値観を重んじている証拠です。
住まい選びに「正解」はありません。
大切なのは、自分が何に不快感を覚えるか、
何を嫌だと感じるかを
正直に見つめることです。
あなたの「嫌い」
という感情は、
あなたが家という空間に
何を求めているのかを教えてくれます。
ちなみに
高性能な住宅で
毎月のお支払いが
住宅ローン+光熱費+保険費用
のトータルであれば
一番安くコスパがいい
ということが普通ですし、
窓に見える景色や
室内に流れる風を設計することで
自然をもっと楽しめるようにもなります。
耐震や断熱性能を高めることによって
多少の制限はありますが
個性もしっかり出せるようにもなっています。
もし本当だったら
そういう家づくりを検討してみたい!
と感じていただけたら
ぜひご連絡くださいね。
スズモクのモデルハウス
体感見学希望の方は
下記よりどうぞ
https://www.8341ie.com/modelhouse/
個別相談ご希望の方は
https://www.8341ie.com/contact/
文章や写真だけでなく
動画が見たいという方は
家づくりのルームツアー
YouTubeチャンネル
2つ運営してます。
見てね。
■スズモクオーナー様のルームツアー
■パッシブハウス認定基準だけのルームツアー
世界トップ基準性能