こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
家づくりは建物や地域環境、
断熱や空調などいろいろ
理解しなくてはいけませんが
「人間」を知る必要があります。
今日は
住宅の断熱性能を
「人間」から考える勉強会⑧
収納と温湿度の関係
です。
専門家は呼べませんが
優秀なアシスタントに
手伝ってもらいます。
アイナ(AI-na)@-----
アイナ(AI-na)です。
本日もよろしくお願いします。
収納する人間の心理と
室内の温湿度が一定になる
快適な住宅の関係性は、
一見すると直接的な繋がりがないように
思えますが、
実は
人間の心理的
・生理的な快適さ
を追求する
点で密接に関わっています。
1. 心理的快適性への影響
ストレス軽減と心の安定:
収納の心理:
きちんと収納された空間は、
視覚的なノイズが少なく、
脳への情報量が抑制されます。
これにより、ストレスが軽減され、
心が落ち着きやすくなります。
物の散乱は、
常に「あれを片付けなければ」
「どこに置いたかな」といった
無意識のタスクを脳に課し、
精神的な疲労を引き起こします。
温湿度の快適性:
室内の温湿度が
適切に保たれている住宅は、
暑すぎたり寒すぎたり、
じめじめしたり乾燥したりと
いった不快感がありません。
この不快感がないことは、
それ自体がストレス要因を排除し、
身体的・精神的なリラックスを促進します。
関係性:
散らかった部屋では、
たとえ温湿度が快適でも、
心理的なストレスから
完全に解放されることは
難しいでしょう。
逆に、温湿度が不快な環境では、
いくら収納が整理されていても、
身体的な不快感が心理的な
イライラに
つながることがあります。
両方が満たされることで、
真の「安心感」と
「心の安定」が得られます。
集中力・生産性の向上:
収納の心理:
整理整頓された空間は、
必要なものがすぐに
取り出せるため、
作業効率が向上し、
集中力を維持しやすくなります。
温湿度の快適性:
適度な温湿度は、
身体が快適に機能する
ための基盤です。
暑すぎたり寒すぎたりすると、
体温調節にエネルギーが使われ、
集中力が散漫になります。
関係性:
どちらか一方だけでは、
最高のパフォーマンスは
期待できません。
集中して作業をしたい時、
散らかった環境では気が散り、
不快な温湿度では
身体が疲弊します。
両者が揃って初めて、
最大限の集中力と
生産性を引き出すことが
可能になります。
清潔感と健康意識の向上:
収納の心理:
収納が行き届いていると、
部屋全体に清潔感が漂います。
これは心理的にポジティブな影響を与え、
健康的な生活を送ろうという意識を高めます。
温湿度の快適性:
適切な温湿度は、
カビやダニの発生を抑制し、
アレルギーや呼吸器疾患の
リスクを低減します。
空気の質が良いことも、
健康意識を高めます。
関係性:
散らかった空間は埃が溜まりやすく、
カビの発生源にもなりやすいです。
そこに不適切な温湿度が加わると、
さらに衛生状態が悪化します。
収納と温湿度管理の両方が、
健康で清潔な住環境を
作り出すために不可欠です。
2. 生理的快適性への影響
体調管理と質の高い睡眠:
温湿度の快適性:
人間の身体は、
適切な室温と湿度で最も
リラックスし、
深い睡眠を得ることができます。
寝室の温湿度が不安定だと、
寝苦しさや途中で
目覚めてしまう原因となります。
収納の心理:
散らかった寝室は、
心理的な落ち着きを妨げ、
入眠を困難にすることがあります。
また、寝室に不要なものが多くあると、
埃やアレルゲンの温床となり、
呼吸器系の不調を
引き起こす可能性もあります。
関係性:
質の高い睡眠は、
健康維持の基本です。
快適な温湿度と、
心理的に落ち着ける
整理された空間の
両方が揃ってこそ、
生理的に満足のいく
休息が得られます。
3. 機能性・効率性との関係
住宅設備の有効活用:
温湿度一定の住宅:
高気密・高断熱で
温湿度を一定に保つ住宅は、
冷暖房効率が良く、
エネルギー消費を抑えることができます。
収納の効率化:
適切な収納計画は、
住居スペースを有効活用し、
無駄な空間を減らします。
これにより、
冷暖房の対象となる
空間が最適化され、
光熱費の節約にも繋がります。
関係性:
例えば、断熱性の
低い家で大量の物が散乱していると、
冷暖房効率が悪化し、
より多くのエネルギーを
消費することになります。
逆に、高気密・高断熱の家でも、
収納が不足して物が溢れていれば、
生活動線が妨げられ、
快適性が損なわれます。
住宅の機能性を最大限に引き出すためには、
温湿度管理と収納計画が
密接に連携していることが重要です。
結論
収納する人間の心理と
室内の温湿度が一定に
保たれる快適な住宅は、
物理的な快適さ(温湿度)と
心理的な快適さ(心の安定、ストレス軽減)
の両面から、住む人の
ウェルビーイングを
向上させるために不可欠な要素です。
どちらか一方だけでは不十分であり、
相互に作用し合うことで、
より質の高い生活空間が実現します。
現代の住宅設計においては、
単に美しいデザインや広い空間だけでなく、
住む人の心理と生理に
配慮した「心地よさ」を追求する
ことが重要であり、
その中で収納と温湿度管理は、
共に居住者の快適性を
高めるための重要な柱となるのです。
アイナ@-----
今日も勉強になりました。
ストレスが
溜まるような
内容があると快適には
ならないということですね。
私は片付けが下手です。
ある程度ゆとりが保てる
片付けをするのですが、
そこから段々とゆとりが消え
ギリギリ限界をむかえるまで
あまり片付けをしないという
スッキリ感のない生活をしてます・・・。
さらに勝手に片付けられると
困ってしまうと言うやっかいなやつです。
でも片付けが下手なままでも
温湿度が一定の家になると
室内の衣類や布団の量が減るので
収納にゆとりが生まれます。
夏も冬もほぼ一緒なので
片付け自体もほぼ不要。
ご相談希望あればご連絡くださいね。
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