こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
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住宅ローンの頭金は必要?
スズモクではご相談時に
家づくりには
人生や未来をつくる
という意味がありますので
ライフプランの作成や
住宅ローンの攻略法など
お伝えしております。
私個人もFPを取得しています。
その中で
住宅ローンの頭金は必要?
という質問がよくあります。
おすすめしたい戦略は
フルローン(頭金なし)
+余剰資金の長期投資
現在の低金利環境下では
多くのファイナンシャルプランナーが
推奨する考え方の一つです。
この戦略が「得」であり
「安全」であるかという点について、
メリットとリスクを整理してご説明します。
「頭金なし+長期投資」
のメリット(得になる可能性)
1. 金利差による利益の追求(レバレッジ効果)
日本の住宅ローン金利
(特に変動金利)は現在、
年0.5%〜1.0%程度と
非常に低い水準です。
一方、
長期的な国際分散投資
の期待リターンは、
リスクを取る前提で
年3%〜5%程度が
目安とされています。
もし
投資の年利回り > 住宅ローンの金利
となれば、
その差額が利益(リターン)となります。
つまり、低金利で借りたお金を、
より高い利回りでの運用に回すことで、
資産を効率的に増やす
「レバレッジ」を効かせることができます。
※住宅ローンを住宅購入以外の
目的で借りることは出来ません。
手持ち資金を、どう使うかの選択です。
2. 手元資金の確保(安全性の向上)
頭金を入れず手元に現金を残すことで、
急な病気や失業、災害、教育費の増加など、
予期せぬ出費に対応できる
「生活防衛資金」を厚く保てます。
これは最大の安全性につながります。
3. インフレ対策
インフレ(物価上昇)が起こると、
現金の価値は目減りします。
しかし、投資(特に株式など)は
インフレに伴って価値が上がる傾向があります。
また、住宅ローンは借金なので、
インフレが起きると
実質的な借金の価値が
目減りする効果(インフレヘッジ)も
期待できます。
「頭金なし+長期投資」の
リスク(安全ではない可能性)
1. 投資リスク
最も大きなリスクです。
長期投資といえども、
元本割れの可能性はあり、
ローンの金利以上の利回りを
確実に保証するものではありません。
特に住宅購入直後の
経済状況によっては、
資産が減少する可能性はあります。
2. 住宅ローンの金利上昇リスク
主に変動金利を選んだ場合、
将来的に金利が上昇すると、
毎月の返済額が増加します。
投資のリターンが
金利上昇分を下回った場合、
経済的な負担が増大します。
3. 総支払利息の増加
頭金を入れた場合に比べ、
借入元金が大きくなるため、
最終的な総支払利息の合計額は必ず増えます。
投資によるリターンが
これを上回らなければ、
「得」にはなりません。
4. ローン審査への影響
頭金なし(フルローン)の場合、
金融機関は貸し倒れリスクが高いと判断し、
審査が厳しくなる可能性があります。
また、希望通りの低金利が
適用されない場合もあります。
結論:どちらを選ぶかの判断基準
この選択は、ご自身の「リスク許容度」と
「住宅ローン金利の動向」に大きく依存します。
フルローン+投資
投資の知識があり、
リスクを取って資産拡大を優先したい人。
手元のキャッシュフローと
機動性を重視する人。
頭金を入れる
確実な安心と返済の確実性を
最優先したい人。
投資に不安があり、
毎月の支出をなるべく抑えたい人。
現在の低金利を
最大限に活かし、
リスクを理解した上で
資産形成を目指すのであれば、
この戦略は非常に有力です。
ただし、住宅購入後の
「諸費用」(物件価格の5〜10%)は
現金で必要となることもあります。
まったくのゼロで
いいわけではありませんので
ご注意ください。
ご相談ご希望の方は
ご連絡くださいね。
よろしくお願いします。
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