こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
家づくりは建物や地域環境、
断熱や空調などいろいろ
理解しなくてはいけませんが
「人間」を知る必要があります。
今日は
住宅の断熱性能を
「人間」から考える勉強会⑨
家の温湿度とあなたの血圧、
どう関係する?
です。
専門家は呼べませんが
優秀なアシスタントに
手伝ってもらいます。
アイナ(AI-na)@-----
アイナ(AI-na)です。
本日もよろしくお願いします。
家の温湿度とあなたの血圧、
どう関係する?
家の中の温度や湿度が安定しているか、
それとも場所によって
大きく変わるかによって、
あなたの「平常時の血圧」に
違いが出ることが
シミュレーションで分かっています。
1. 家全体が快適な温湿度に保たれる家(全館空調など)
血圧への影響:
血圧が比較的安定し、
急な変動が少なくなります。
心臓への負担も軽くなります。
なぜ?:
体が常に快適な温度帯にいるため、
体温を調節するために
血管を急に縮めたり
広げたりする必要がほとんどありません。
これにより、心臓や血管への
ストレスが減ります。
理想的な環境:
冬は20℃、夏は28℃を目安に、
湿度も年間を通して45〜55%程度に
保たれるのが理想的です 。
家全体で温度差が3〜4℃以内に
抑えられると、より快適で健康的です 。
その他のメリット:
安定した温湿度は、
呼吸器の健康を保ち、
睡眠の質を高め、
集中力や気分を良くするなど、
全身の健康にも良い影響を与えます 。
2. 部屋ごとに温湿度が大きく変動する家(局所暖房・冷房など)
血圧への影響:
血圧が頻繁に大きく
変動しやすくなります。
心臓への負担が増え、
特に
「ヒートショック」
のリスクが高まります。
なぜ?:
暖かいリビングから
寒い廊下や脱衣所へ移動するなど、
急な温度変化に体がさらされると、
体は体温を保とうとして
血管を急激に収縮させ、
血圧が急上昇します 。
その後、暖かい場所に戻ると
血管が広がり、血圧が急降下します。
この急激な上下変動が
心臓に大きな負担をかけ、
めまいや失神、ひどい場合は
心筋梗塞や脳卒中に
つながることもあります 。
具体的な例:
日本の住宅では、
リビングと脱衣所・寝室で5℃以上の
温度差があることも珍しくありません 。
個別エアコンの場合、
部屋間の温度差が7.5℃に
達することもあります 。
特に注意が必要な人:
高齢者や高血圧、
糖尿病などの持病がある方、
特定の薬を飲んでいる方は、
血圧の変動によるリスクがさらに高まります 。
以上のように
家の温湿度と血圧には
密接な関係性があります。
より長く健康で過ごしていくためには
「住環境」も大切な必須項目です。
これからの家づくりに参考にしてくださいね。
アイナ@-----
今日も勉強になりました。
私の父は急性心筋梗塞で
倒れ、その数年後心不全で亡くなっています。
当時の家は、一旦外に出て
別小屋のお風呂、トイレも
別建物でした。
古い時代の建物は、湿気や臭気を
人のいる場所につくらないというのが
基本でしたので別建物もありましたし、
居室から遠くにつくるという住宅も
多かったと思います。
断熱性能がしっかりしているわけではないので
それがより温度差を生む原因にもなっていました。
建物を長く持たせるという考えでは
外部との温湿度の差が生まれると
構造部に結露、そこからの腐食などが
あったため、建物は外部の温度と
同じように保ち、人がいるところのみ
冷暖房するのが正しい答えでした。
扇風機、囲炉裏、コタツ、ストーブ、
何重もの布団、湯たんぽなどの
対策が主でした。
人間にはやさしくない。
建物は進化しました。
断熱・気密性能も上がり
空調設計も出来るようになり
建物が長持ちなのはもちろんのこと
快適で健康で
人間にもやさしい住宅
をご用意出来ます。
ご相談希望あればご連絡くださいね。
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