住宅の断熱性能を「人間」から考える勉強会⑤ 肌の健康と老化

こんにちは。

パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。

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家づくりは建物や地域環境、

断熱や空調などいろいろ

理解しなくてはいけませんが

「人間」を知る必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は

 

住宅の断熱性能を

「人間」から考える勉強会⑤

肌の健康と老化

です。

 

 

専門家は呼べませんが

優秀なアシスタントに

手伝ってもらいます。

 

 

アイナ(AI-na)@-----

 

 

アイナ(AI-na)です。

本日もよろしくお願いします。

 

長く過ごす室内での温湿度は、

肌の健康、ひいては老化の進行に

大きく関係しています。

 

特に、乾燥と温度の急激な変化は

肌に大きな影響を与えます。

1. 乾燥(低湿度)が肌に与える影響

■肌の水分蒸発の促進: 

 

湿度が低いと、肌表面から

水分が蒸発しやすくなります。

 

これにより、肌が乾燥し、

つっぱり感やかゆみを

感じやすくなります。

■バリア機能の低下: 

 

肌の一番外側にある角層は、

水分を保持し、外部刺激から肌を守る

「バリア機能」を担っています。

 

乾燥が進むと、このバリア機能が低下し、

肌が敏感になったり、

外部からの刺激(アレルゲン、細菌など)が

侵入しやすくなったりします。

 

 

 

■肌荒れ・炎症の誘発: 

 

バリア機能が低下した肌は、

小さな刺激にも反応しやすくなり、

赤み、かゆみ、湿疹などの肌荒れや

炎症を引き起こしやすくなります。

■小じわの発生・悪化: 

 

肌の水分が不足すると、

細かな乾燥小じわが

できやすくなります。

 

これが進行すると、

深く刻まれたしわに

つながる可能性もあります。

 

 

■ターンオーバーの乱れ: 

 

乾燥は肌のターンオーバー(新陳代謝)を

乱す原因にもなります。

 

古い角質がスムーズに

剥がれ落ちず、

肌表面がごわついたり、

くすんで見えたりすることがあります。

2. 高温が肌に与える影響

■皮脂分泌の増加: 

 

高温環境では、皮脂腺の

活動が活発になり、

皮脂の分泌量が

増えやすくなります。

 

これにより、毛穴が詰まりやすくなり、

ニキビや吹き出物の

原因となることがあります。

■汗による肌トラブル: 

 

多量の汗は、肌表面のpHバランスを

乱したり、蒸発する際に肌の水分を

奪ったりする可能性があります。

 

また、汗と皮脂が混ざることで、

雑菌が繁殖しやすくなることもあります。

■乾燥を伴う高温(特に夏場のエアコン使用時): 

 

夏場にエアコンの設定温度を

低くしすぎると、肌は

乾燥しやすくなります。

 

冷たい外気と乾燥した

室内環境の組み合わせは、

肌に大きな負担をかけます。

 

 

3. 温度変化が肌に与える影響

■血管の収縮・拡張: 

 

室内外の温度差が激しいと、

肌の血管が頻繁に

収縮と拡張を繰り返し、

血行に負担がかかります。

 

これにより、赤ら顔や

肌の敏感化を招くことがあります。

■肌の負担増大: 

 

急激な温度変化は、

肌が環境に適応するための

エネルギーを消費させ、

肌のストレスとなります。

 

 

適切な温湿度の目安
肌にとって理想的な

室内環境は、一般的に

以下の通りと言われています。

温度: 20~25
湿度: 50~60%

この範囲を保つことで、

肌の水分蒸発を抑え、

バリア機能を正常に

保ちやすくなります。

対策

■加湿器の使用: 

 

特に乾燥しやすい冬場や、

冷暖房を使用する際は、

加湿器を使って湿度を保つことが

非常に重要です。

■換気: 

 

適度な換気は、

室内の空気の入れ替えを行い、

カビやホコリの蓄積を防ぎます。

 

ただし、乾燥しやすい季節は

換気中に外気が入ることで

湿度が下がるため注意が必要です。

■エアコンの適切な設定: 

 

冷暖房の設定温度を

極端に低く・高くしすぎ

ないようにしましょう。

 

扇風機やサーキュレーターを

併用して、効率よく空気を

循環させるのも有効です。

■植物の配置: 

 

観葉植物は、

天然の加湿器代わりに

なりますが、水やりや

手入れを怠るとカビの原因にも

なるため注意が必要です。

■濡れタオルを干す: 

 

手軽にできる加湿方法です。

■肌の保湿ケアの徹底: 

 

室内環境を整えるだけでなく、

保湿化粧品でのケアを

継続することも不可欠です。

 

特に乾燥が気になる場合は、

こまめなミスト化粧水や

クリームでの保湿を心がけましょう。

 

このように、私たちが

長く過ごす室内の温湿度は、

肌のコンディションに

直接影響を与え、

乾燥による肌荒れや

老化の進行に繋がる可能性があります。

 

適切な温湿度管理は、

健やかな肌を保つための

重要な要素と言えるでしょう。

もしも室温が10℃なら・・?

室温が10℃というのは、

人間にとってかなり低い温度であり、

特に暖房のない環境で長時間過ごす場合、

体に様々な影響が出ます。

 

肌だけでなく、全身の健康に

悪影響を及ぼす可能性があります。

1. 全身への影響

■体温の低下(低体温症のリスク):

人間の体は、体温を一定に

保とうとする機能がありますが、

室温が10℃だと、熱放散が優位になり、

体の中心部の体温が徐々に低下

するリスクがあります。

特に高齢者や乳幼児、

疾患を持つ人は、

体温調節機能が低下しているため、

低体温症になる危険性が高まります。

 

低体温症は、意識障害、不整脈、

呼吸困難などを引き起こし、

命に関わることもあります。

■血圧の上昇・循環器系への負担:

寒さを感じると、

体は熱を逃がさないように

血管を収縮させます。

 

これにより、血圧が上昇し、

心臓への負担が増大します。

高血圧の人や心臓病の既往がある人は、

心筋梗塞や脳卒中のリスクが

高まる可能性があります。

■免疫力の低下:

体が冷えると、免疫細胞の働きが鈍くなり、

風邪やインフルエンザなどの

感染症にかかりやすくなります。

■関節痛・筋肉の硬直:

寒さは筋肉を収縮させ、

血行を悪くするため、肩こり、

腰痛、関節痛などが悪化しやすくなります。

 

特に高齢者は、関節が硬くなり、

転倒のリスクも高まります。

■自律神経の乱れ:

寒さによるストレスは、

自律神経のバランスを乱し、

不眠、イライラ、倦怠感などの

症状を引き起こすことがあります。

■呼吸器系への影響:

冷たい空気は、気管支を収縮させることがあり、

喘息などの呼吸器疾患を持つ人にとっては

症状悪化の原因となることがあります。

 

また、乾燥も伴う場合が多いため、

喉や鼻の粘膜が乾燥し、

ウイルスや細菌が侵入しやすくなります。

 

2. 肌への影響

■極度の乾燥:

室温が10℃のような

寒い環境では、通常、

湿度が非常に低くなりがちです(特に冬場)。

 

加えて、冷たい空気は

水分を保持する能力が低いため、

肌から水分が急速に蒸発しやすくなります。

これにより、肌のバリア機能が著しく低下し、

肌荒れ、ひび割れ、あかぎれなどが

起こりやすくなります。

かゆみも生じやすいです。

■血行不良:

体が冷えることで、

末梢の血管が収縮し、

肌への血流が悪くなります。

 

これにより、肌の細胞に

十分な酸素や栄養が届きにくくなり、

ターンオーバーの乱れや

新陳代謝の低下を招きます。

肌のくすみや顔色の悪化、

肌の再生能力の低下に繋がります。

 

 

■皮脂の分泌低下:

気温が低いと、皮脂腺の働きが鈍くなり、

皮脂の分泌量が減少します。

皮脂は肌の表面を覆い、

水分の蒸発を防ぐ役割があるため、

分泌が減るとさらに乾燥が進みます。

■肌の抵抗力の低下:

乾燥と血行不良、

免疫力の低下が複合的に作用し、

肌の外部刺激に対する抵抗力が弱まります。

 

結論として
室温10℃という環境は、

肌の健康だけでなく、

全身の健康に深刻な悪影響を

及ぼす非常に低い温度です。

 

特に長期間その環境にいると、

低体温症、心血管系の負担増大、

免疫力の低下、呼吸器系の問題など、

命に関わる健康リスクが高まります。

肌に関しても、極度の乾燥、

血行不良、バリア機能の低下により、

肌荒れや老化の促進に繋がります。

このような環境で過ごすことは避けるべきであり、

暖房などで適切な室温(20~25℃)を維持し、

必要に応じて加湿器を使用するなど、

健康的な室内環境を整えることが極めて重要です。
 

アイナ@-----

今日も勉強になりましたね。

 

冷水で顔を洗うと

引き締まるっていうことも

聞いていたことがありました。

 

 

 

お湯をつかわなければ

お肌つるつるみたいな。

 

 

都市伝説のようなものや

「心頭滅却すれば火もまた涼し」

のような精神の世界なども

あります。

 

 

ですが

人間というのがどういう仕組みで

活動が行われているのかが

わかってくると

答えは出しやすいですね。

 

 

家づくりでの対処法であればご相談ください。

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