こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
スズモク公式WEB
https://www.8341ie.com
家づくりは建物や地域環境、
断熱や空調などいろいろ
理解しなくてはいけませんが
「人間」を知る必要があります。
今日は
住宅の断熱性能を
「人間」から考える勉強会③
ヒートショックを学ぶ
です。
専門家は呼べませんが
優秀なアシスタントに
手伝ってもらいます。
アイナ(AI-na)@-----
アイナ(AI-na)です。
本日もよろしくお願いします。
ヒートショックのを学ぶ
ヒートショックは、
急激な温度変化
に体が適応しきれず、
血圧の急変動が起こることで
体に負担がかかり、
健康被害を
引き起こす現象です。
特に冬場に多く発生し、
高齢者に多いとされています。
※若い方もいます。
ヒートショックによって
引き起こされる主な
症状や健康被害
めまい、立ちくらみ、ふらつき:
急激な血圧低下により
脳への血流が一時的に
不足することで起こります。
意識の混濁、失神:
さらに血流が不足すると
意識を失うことがあります。
特に浴槽内で失神すると、
溺れてしまう危険性があります。
心筋梗塞:
血圧の急激な変動が心臓に負担をかけ、
心臓の血管が詰まるなどの
原因となることがあります。
脳卒中(脳梗塞、脳出血など):
同様に、血圧の急激な変動が
脳の血管に負担をかけ、
脳の血管が詰まったり
破れたりする原因となることがあります。
不整脈:
心臓の電気的な活動に
乱れが生じることがあります。
ヒートショックが起こる主な条件
1. 急激な温度差がある場所への移動
最も重要な条件は、
温度差の大きい場所から場所へ
急に移動することです。
具体的には以下のような場面で
発生しやすいです。
暖かい居室から寒い脱衣所・浴室へ移動する際:
最も典型的なパターンです。
暖かいリビングから
一転して冷え切った脱衣所に入ると、
体が急激に冷やされ、血管が収縮し血圧が上昇します。
熱い湯船に入る際:
冷えた体でいきなり熱い湯船に入ると、
血管が急に拡張し、血圧が急低下します。
温かい湯船から出て、
寒い脱衣所へ出る際:
湯船で温まり血管が拡張した状態で、
急に冷たい空気に触れると、
血管が収縮し血圧が上昇します。
暖かい寝室から寒いトイレへ行く際:
夜中にトイレに起きた際もリスクがあります。
暖房の効いた部屋から
暖房のない廊下や玄関へ出る際:
ちょっとした移動でも、
温度差が大きいとリスクになります。
2. 温度差の目安
具体的な温度差の目安としては、
10℃以上の温度差
がある場合に
リスクが高まる
と言われています。
例えば、20℃の居室から
10℃以下の
脱衣所に移動する、
40℃のお風呂に
入るなどです。
3. 個人のリスク要因
急激な温度変化がなくても、
以下のような
個人の要因があると、
ヒートショックのリスクが高まります。
高齢者:
体温調節機能が低下しているため、
温度変化への対応が遅れる。
動脈硬化が進んでおり、
血管のしなやかさが失われているため、
血圧の変動が大きくなりやすい。
基礎疾患(高血圧、糖尿病、心臓病など)を
持っていることが多い。
高血圧・低血圧の人:
血圧の変動が元々大きい、
または血圧をコントロールする
機能が不安定なため、
ヒートショックの影響を受けやすい。
糖尿病の人:
自律神経の働きが
障害されていることがあり、
体温調節機能や
血圧の調整機能が
低下していることがある。
心臓病の人:
血圧の急変動は心臓に
大きな負担をかけるため、
不整脈や狭心症、
心筋梗塞などを引き起こす
リスクが高まる。
脳血管疾患の既往がある人:
脳卒中の既往がある場合、
血管がもろくなっている可能性があり、
血圧の急変動が再発のリスクを高める。
不整脈のある人:
血圧の変動が不整脈を
誘発する可能性がある。
入浴中に飲酒している人:
アルコールは血管を
拡張させる作用があるため、
血圧がさらに急激に変動しやすくなる。
脱水状態の人:
血液がドロドロになり、
血栓ができやすくなるリスクがある。
肥満の人:
高血圧や糖尿病などの
生活習慣病のリスクが高く、
ヒートショックのリスクも高まる。
服用している薬がある人:
血圧に影響を与える
薬を服用している場合は、
医師に相談が必要です。
4. 具体的な発生パターン
入浴中:
最もヒートショックが起こりやすい場面です。
寒い脱衣所→熱い湯船
熱い湯船→寒い脱衣所
夜間のトイレ:
暖かい寝室から寒い廊下や
トイレへの移動。
起床時:
暖かい布団から出た時の、寒い部屋の空気。
洗面所での身支度: 寒い洗面所での長時間の滞在。
これらの
条件が重なることで、
ヒートショックのリスクは
格段に高まります。
予防のためには、
これらの条件を避ける
工夫が非常に重要です。
アイナ@-----
ヒートショック怖いですね。
しかも茨城県は
冬期の死亡増加率
都道府県ランキング
ワースト2位
という不名誉な記録があります。
茨城県は冬でも暖かいと信じて
建物の断熱性能や
家全体の暖房を
おろそかにしていることが原因です。
運動不足もあります。
車生活が多いので。
茨城県の気象データーは
最低気温で考えると
とても寒い地域なのです。
健康と命を守る
という意味で
建物の設計、施工は
重要な役割をもっていると
思います。
家づくりを考えている方は
自分のことだけでなく
家族のためにも
考えていただきたい部分です。
スズモクのモデルハウス
体感見学希望の方は
下記よりどうぞ
https://www.8341ie.com/modelhouse/
個別相談ご希望の方は
https://www.8341ie.com/contact/
文章や写真だけでなく
動画が見たいという方は
家づくりのルームツアー
YouTubeチャンネル
2つ運営してます。
見てね。
■スズモクオーナー様のルームツアー
https://www.youtube.com/@suzumoku-ibaraki/
■パッシブハウス認定基準だけのルームツアー
世界トップ基準性能