こんにちは。
パッシブハウスx
「ずっとお金のかからない家をつくろう」
の工務店 株式会社スズモクの鈴木です。
その目指す理由や、つくる家の詳細は
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【実は家が一番あぶない?】
データで見る子供の家庭内事故と、
家族を守る家づくりの秘訣
「家の中だから安心」
マイホームを考えるとき、
誰もがそう願うはずです。
しかし、その「当たり前」が、
時として大きな落とし穴になること
があります。
厚生労働省の人口動態統計(2022年)によると、
「不慮の事故」は
1~4歳の子供の死因の第1位。
そして、その多くが
住み慣れたはずの自宅で
発生しているのです。
私の実体験ですが2歳の子供のエスターク(ドラクエ)
これはマジびびります。
笑顔を無理矢理作って
急いで近づき取り上げました・・・。
データで解説!子供の
家庭内事故のリアル
まずは、どんな事故が、
どこで、どれくらい起きているのか
を知ることから始めましょう。
年齢で見る、注意すべき事故
子供の事故は、成長段階によって
その特徴が大きく変わります。
年齢 特に注意したい事故
主な原因
0歳 窒息
寝具(やわらかい布団、枕)、
ベッドと壁の隙間、ミルクの吐き戻し
1~2歳 転落・溺水・誤飲
階段、窓・ベランダ、
浴槽の残り湯、タバコ、医薬品、硬貨
3~5歳 やけど・転倒
熱い飲み物、調理器具、ストーブ、
家具や遊具からの転倒
「うちの子はもう大きいから大丈夫」
ではなく、子供の成長に合わせて
危険が変化していくことを
理解することが大切です。
事故が起きやすい
「魔の場所」ワースト5
消費者庁には、
子供が家庭内でケガを
した場所についての
データが寄せられています。
1.リビング・居間:
最も過ごす時間が長いからこそ、
家具での打撲、おもちゃの
誤飲など事故の種類も多様。
2.キッチン・ダイニング:
やけどや刃物によるケガなど、
命に関わる大きな事故が起こりやすい場所。
3.階段:
転落事故は頭部を
強打する危険性が高く、
非常に深刻です。
4.浴室・脱衣所:
わずか10cmの水深でも
溺れる危険がある、
最も注意すべき場所の一つ。
5.窓・ベランダ:
好奇心から身を乗り出し、
転落する事故が後を絶ちません。
これらのデータから見えてくるのは、
大人の「まさか」という油断や、
「これくらい大丈夫だろう」という
思い込みが事故を引き起こしている現実です。
うちの子供達はベビーウォーカーで
玄関から全員落ちました。
ケガしますよ。
【場所別】事故を防ぐ!
未来の安心をつくる家づくりのポイント
では、家づくりの段階でどのような工夫をすれば、
これらの事故を防げるのでしょうか。
具体的なポイントを場所別に見ていきましょう。
■キッチン:「見守り」と「隔離」がカギ
好奇心旺盛な子供にとって、
キッチンは魅力的なおもちゃ箱に見えています。
見通しの良い対面式キッチン:
料理をしながらでも、
リビングで遊ぶ子供の様子を
見守れる間取りは、安全の基本です。
ベビーゲートの設置:
入ってほしくない時には
物理的に侵入を防ぐ工夫を。
後から設置できるよう、
通路の幅を計画しておきましょう。
IHクッキングヒーターの採用:
直火がないため、やけどのリスクを
大幅に低減できます。
チャイルドロック機能付きを
選ぶとさらに安心です。
チャイルドロック付き収納:
包丁や洗剤など、危険なものを
しまう引き出しや棚には、
標準でロック機能が付いている
ものを選びましょう。
■ 浴室・洗面所:「一瞬の油断」をなくす設計
水の事故は、ほんの一瞬で起こります。
滑りにくく、乾きやすい床材:
転倒防止の基本です。
最近はデザイン性の高い製品も
増えています。
浴槽の高さ:
またぎやすいよう、
浴槽のフチを低めに設定したり、
洗い場に手すりを設置したりする
工夫が有効です。
■ 階段:「転落」を防ぐ徹底した工夫
階段からの転落は、命に関わる大事故につながります。
勾配を緩やかにする:
建築基準法で定められた基準は
最低限のものです。
できるだけ緩やかな勾配と、
踏み板(足を乗せる面)が
広い階段を計画しましょう。
手すりの設置:
子供が握りやすい高さと、
大人がしっかり体を
支えられる高さの手すり
の設置が理想です。
滑り止めとフットライト:
足元の安全は二重三重の対策を。
踏み板に滑り止めをつけ、
夜間でも足元が見える
フットライト(足元灯)を
設置しましょう。
ベビーゲートが設置できる設計:
階段の上下には必ずベビーゲートを。
壁に下地を入れておくと、
ゲートをしっかりと固定できます。
■リビング・窓:「好奇心」を前提とした対策
子供が多くの時間を過ごす
リビングにも危険は潜んでいます。
家具の角を減らす:
角のない円形のテーブルを選んだり、
壁に収納を埋め込む
「造作家具」にしたりすることで、
衝突によるケガを防げます。
コンセントの位置:
子供の手が届きにくい高い位置
(床から1m程度)に設置すると、
感電やいたずらを防げます。
窓・ベランダの手すりの高さ:
子供がよじ登れないよう、
手すりの高さは110cm以上を確保し、
足がかりになるようなものを
近くに置かない設計にしましょう。
窓に補助錠をつけるのも非常に効果的です。
子供の安全を守ることは、
親にとって最も大切な使命です。
そして、家づくりは、
その安全を「仕組み」として
つくり上げる最大のチャンスです。
もちろん、100%安全な家はありません。
しかし、家づくりの計画段階で
少し知識を持つだけで、
事故のリスクを限りなくゼロに
近づけることは可能です。
こういうこともありました。
これは予想出来ません。
落ちてそこそこケガをしました。
一緒に安全な家考えましょう!
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